【お客様の声】セルフケアの重要性を改めて理解できました。

【お客様の声－臨床心理士】
身体からのアプローチに出会うまでのワーカホリック時代は、仕事で時間を埋めて安心していた面があったように思います。いつも身体のどこかに不調を感じていて、仕事が終わる頃には背中に激痛が走り、足のむくみも辛く３日とあけず整体や鍼灸に通っていました。

しかし、2018年春に支援者のためのブレインジム講座である「ブレインジム170」を受講してからは体調の変化を自分で感じ取ることができるようになり、本来はクライアントのために身体からのアプローチを学ぼうと考え受講したつもりが、一つ一つの動きが自分の身体とリンクし、いかに自分の身体が悲鳴をあげていたかを理解できるようになりました。

鍼灸やカイロなどに通っても、自分の身体の使い方を客観視できないうちは、すぐに元通りの使い方をしてしまい疲労がたまります。そんな時に思い出したのが「こころが限界で心理の世界に興味をもった」ことでした。いまは、「身体に限界がきて頭がいっぱいになり、ブレインジムに興味をもって」学びを深めています。

何事も思考先行の私が、ようやく認知面からのアプローチでも心理面からのアプローチでもなく、「 身体の基盤を作ることが大事」であることに気づくことができ、これがきっかけとなり（やっと身体が思考に追いついたともいえる）不定愁訴が、きれいになくなっていきました。その後、整骨院には1回も行っておらず、身体の多少の好不調はあるけれど、ブレインジムを学ぶ前のそれとは質が違うことを実感しています。

そして、周囲からは、「最近すっきりして若々しくて、背中の荷物を２コ位おろしたような感じがするね。」といわれました。勝手な拘りを一つ一つ手放しつつあるからこその変化ではないかと感じていますが、自分に必要なブレインジムを数分程度行ってからベットに入ると、翌日にも疲れが残ることがなく、その日のうちにセルフケアできることが体感でき、講座受講により得られたギフトだと、何よりも有難く思っています。

加えて、今までのクライアントさんたちは、自分の日常とリンクするような主訴が多かったため、日々向き合うものが大きすぎたことも不調の一つであると考えるようになりました。自分の肉体的な課題を克服した後の臨床では、身体からのアプローチを併用することで心理教育や行動療法では解決していかなかった複雑なケースなども、絡まった糸がほどけるように早い回復や変化をみせていることに気づきます。

さらにこの夏は、さらに臨床でクライエントに相対する自分の姿勢自体が完全に変化していることに気づくこともできました。そのため、臨床の質も格段に変わってきていることが分かります。ブレインジムを始めとする身体からのアプローチは侵襲性も低く、短時間で変化を観ることができます。そのためにも、まずは支援者自身が心身共にバランスを整えることの重要性を感じています。これからも、自分の仕事に身体からの観点を取り入れ、優しい心理療法と心理教育を心がけていきたく思います。今道さん、ありがとうございました。