原始反射『恐怖麻痺反射(FPR)』~赤ちゃんの筋肉の発達とパーソナルスペースについて

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原始反射『恐怖麻痺反射(FPR)』~赤ちゃんの筋肉の発達とパーソナルスペースについて

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2024/06/28 原始反射『恐怖麻痺反射(FPR)』~赤ちゃんの筋肉の発達とパーソナルスペースについて

InstagramとPodcastにて、運動療育について情報発信しています。
今回のテーマは、赤ちゃんの母体内でみられる原始反射(母体内反射)についてです。

 
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恐怖麻痺反射(FPR)
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今回は「恐怖麻痺反射(FPR)」を紹介します。

 

この反射は、

  ・赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときに恐怖や不安を感じたときに身体をギュッと固める反射

になります。

 

赤ちゃんはへその緒がつながっているので、お母さんが喜んだりリラックスしていると、赤ちゃんも自然とリラックスできたりするんです。

 

実際、ニコニコ笑ったり、手や足をバタバタしたりとかします。

 

お母さんは妊娠中は穏やかに過ごして下さい、とよく言われますよね。

 

この反射は、子どもたちが恐怖を感じた時に危機を回避するため必要な反射で、生まれてくるときには無くなります。

 

この反射は、受胎後5~8週で出現します。

 

この時期はちょうど生理が止まったりして、お母さんが赤ちゃんができたことに気づく頃です。

 

その後、12週ぐらいまでに統合する反射です。

 

ところが、お母さんが何らかのストレスを抱えていたりすると、赤ちゃんが恐怖や不安にさいなまされて、身体をギュッと縮めたり筋肉を緊張させて固まるという反応をみせることがあります。

 

この反射が残ったまま生まれたお子さんは、パーソナルスペースが近いもしくは遠いということが見られます。

 

例えば、お母さんにずっとくっついていないと泣いてしまう、とか、部屋の隅にずっといて人と目を合わせるのが難しかったりします。

 

私がこの恐怖麻痺反射について学んだのは、運動による原始反射統合を推奨するスウェーデンの精神科医ハラルド・ブロムベリーです。

 

この医師によると、妊娠初期の母体のストレスは、のちに子どもたちの発達を遅らせたり、子どもたちの過敏を作ってしまうことがある、と著書に書いています。

 

私は、ハラルド博士にお会いして直接、原始反射統合のためのリズミック・ムーヴメント・トレーニングを学びました。

 

その中から、この原始反射に運動でアプローチする方法を紹介します。

 

方法1 運動をする時はお腹から息を吐くことを意識し、呼吸を長時間止めたり、呼吸が浅くならないようにする。

1.鼻から息を吸う(5秒ぐらい)

2.口からフーっとゆっくり吐く(8秒ぐらいかけて)

3.1、2を繰り返す

方法2 お子さんは、方法1の腹式呼吸は難しいと思うので、お花紙を使ってみる。

1.お花紙を両手で持って顔の前でフーっと吹く

2.お花紙を真上にフーっと吹き上げる

 

方法3 足裏のマッサージをする。

1.足裏の湧泉(ゆうせん)のツボを優しく8の字を描くようにマッサージする

 

原始反射の統合を助ける運動で、発達促進をはかりましょう✨

 

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