原始反射『パーマー反射』～運筆や不器用さの解消について

InstagramとPodcastにて、運動療育について情報発信しています。
今回のテーマは、赤ちゃんが歩き始める頃までにみられる原始反射についてです。

　
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パーマー反射編
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人間は大脳皮質が未熟なままに生まれてくるので
脳幹を使って一生懸命に生き残ることを目的とした反射的な動きを
「原始反射」といいます

意識や感情を介さない、まさに反射的に動いてしまう動作のことをさします

 

通常は12ヶ月頃、歩き始めた頃には、すべての反射は統合されると考えられていますが、何らかの理由でそれが阻害されて残ってしまうお子さんがいます

 

それによって、例えば、前回ふれた「モロー反射」が残っている人は音に過敏なわけです

 

反射的な動きが日常生活に与えている影響は、「運動が苦手」とか人に相談する内容じゃない、と思われるところに出たりします

 

そのようなところこそ、本人が発達段階でとばしてしまった動きと関係している、と考えられます

 

そのような動きに、運動でアプローチすることで、

 

・五感の過敏さが和らぐ

・体幹と四肢の繋がりが深まる

 

などを実感することができます

 

今回は、指先や手先の反射である「パーマー反射」をご紹介します
　
「パーマー反射」は、赤ちゃんの手のひらに指先を乗せると、その指をギュ～っと握ってくれる反射です

 

可愛いのですが、これも原始反射で、２～３ヶ月すると握ってくれなくなります

 

赤ちゃんは生まれた時に親指をギュ～っと握っているのですが、これが「パーマー反射」の始まりです

 

それが、安心したり緊張が解けてくると、指先がパーになってくるわけです

 

例えば、お風呂に入れたり、オムツを交換したりして赤ちゃんが心地よくなってくると、少しずつ手を広げてくるようになります

 

「パーマー反射」が残っていると、例えば

 

1.手首や肩、首のあたりまで緊張や張りが出ることがある
2.フォークやスプーン、箸などを持つことに困難さがある

3.鉛筆を持って書き写すのが苦手だったり、ペンだこができたりする

4.パソコンなど指の細やかな仕事をすると疲れる

というような影響が出ます

 

そんなお困りごとを解消したい方にオススメのマッサージを２つ紹介します
　　　↓↓↓

 

　◎自分の手の平に、もう一方の手の指で、８の字とか∞を描いて軽く刺激

　◎自分の手の甲、指と指（骨と骨）の間を、もう一方の手で軽くさする
　
原始反射を統合する運動で、発達促進をはかりましょう✨
　
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🌟【原始反射】個人セッション🌟

運動を用いた心身の統合支援
日程１：7月9日(火) 13:00～15:00
日程２：7月9日(火) 15:30～17:30
申込は、こちらからどうぞ！

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🌟【原始反射統合】オンラインサロン🌟

反射の残存と運動による統合
日程１：7月6日(土) 8:00～9:00
日程２：7月21日(日) 20:00～21:00

※アーカイブを残すので復習もできます
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