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【ジニアス通信116】小暑 夏土用を快適に過ごすためのヒント
二十四節気「小暑」とは? ― 夏土用を快適に乗り切る暮らしのヒント
こんにちは、ジニアスラブの今道久惠です。7月7日よりジニアス通信を再開します。
季節の移ろいを大切に暮らすことは、心身の健康を守るうえでもとても意味のあることですね。
今回は、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」に注目し、この時期に訪れる「夏土用(なつどよう)」を快適に、そして健やかに過ごすヒントをお届けします。
◼️ 小暑とは?
「小暑(しょうしょ)」は、**二十四節気の第11番目**にあたる節気で、毎年7月7日ごろから始まります。
文字通り「暑さが少しずつ強まる頃」を意味しており、梅雨明けが近づき、本格的な夏が始まろうとする時期です。
季節の境目であり、自然界も人間の身体も次の季節への準備に入る「移行期」といえるでしょう。
* 蝉の声が聞こえ始める * 穂の出た稲が風に揺れる * 朝顔や百日紅(さるすべり)の花が咲く * 夜空には七夕の星がきらめく
暑さが本格化する直前のこの時期は、まだどこか「湿り気」が残っていて、気だるさや体調の乱れが出やすい時でもあります。
ここをどう過ごすかで、夏バテや不調の予防にもつながっていきます。
◼️ 小暑と「夏土用」:注意すべき時期の重なり
小暑のあと、7月中旬から8月初旬にかけて訪れるのが\*\*「夏土用(なつどよう)」**です。
これは「立秋の直前の約18日間」を指し、2025年は**7月19日〜8月6日\*\*が夏土用にあたります。
「土用(どよう)」とは、東洋の五行思想に由来し、「春・夏・秋・冬」のそれぞれの季節の終わりに訪れる**季節の切り替え期間**です。
この期間は“土の気”が強くなるため、身体の土台=消化器系や代謝機能、土壌(腸内環境)が乱れやすいとされます。
つまり、**夏土用=暑さと湿気が重なる最も体力を消耗しやすい時期**。
この時期の過ごし方は、夏本番をどう迎えるか、さらには秋へのバトンをどう渡すかにも影響します。
◼️ 夏土用の暮らしのヒント
1. 🥢 食事は「胃腸をいたわる」「湿を出す」
夏は冷たいものや水分を取りがちですが、土用の間は温かく、消化の良いものを基本にしましょう。
五行陰陽では「脾(ひ)=胃腸」が弱ると気力も落ちるとされ、気だるさや眠気、肌荒れの原因にもつながります。
* 梅干し(消化促進、殺菌効果) * 生姜、ねぎ、みょうが(湿気払い) * ゴーヤ、冬瓜、きゅうり(体の熱を冷ますが、生食は控えめに) * 納豆や味噌汁など発酵食品(腸内環境を整える)
⚠️アイス・ジュース・冷たい麺ばかりでは、秋に疲れがドッと出ます。
2. 🛀 お風呂・足湯で「内側から」熱を整える
「汗をかかない夏は危険」とも言われるほど、**発汗は体温調整とデトックスの要**。冷房で皮膚が締まり汗腺が働かないと、体内に熱と湿気がこもってしまいます。
* 夜はぬるめのお風呂(38〜40℃)に10〜15分浸かる * 朝起き抜けの足湯で、日中の冷え予防 * 入浴後のストレッチや軽い運動で代謝UP
3. 🧘♀️ 呼吸・運動・自然とつながる
土用期間は、身体と心が「うまく流れなくなる」感覚を抱きやすいもの。深い呼吸や、リズミカルな軽運動(ウォーキング・ヨガなど)で、気・血・水の巡りを整えることが大切です。
* 朝の空気を吸いながら軽く体を動かす * 自然音(川のせせらぎ、虫の声)に耳を澄ませる * 呼吸に意識を向ける瞑想
🌿自然とリズムを合わせることで、自律神経も整い、心の落ち着きが戻ります。
土用は“土の気”が活発になり、エネルギーがこもりがち。
この時期に、要らないもの・考えを手放すと、次の季節が軽やかに迎えられると言われます。
* クローゼットの中の不要品チェック * 頭の中の「やること」リストの見直し * SNS断ち・デジタルデトックス
部屋も心も風通しを良くすると、不思議と身体も軽くなります。
土用の丑の日には「うなぎ」が定番ですが、これは「う」のつく食材で精をつけるという風習から。
実は、「う」なら何でもいい、とされています。
* うなぎ(滋養強壮) * 梅干し(抗菌・食欲増進) * うどん(消化にやさしい) * うり類(身体の熱を冷ます)
無理せず、そのときの体調に合わせた「う」を取り入れてみましょう。
◼️ 家庭で取り入れたい「季節の感受性」
小暑や夏土用の過ごし方を知ることは、単に健康のためだけではなく、**子どもたちに自然と共に生きる感性を伝える機会**にもなります。
* 季節の暦に触れながらお食事の時に話をする * 家族で季節の変わり目や旬の食材について気づく習慣をつける * 暑さや湿気の中でも自然を感じる観察活動(蝉の抜け殻、風鈴の音など)
私たちの身体は、自然と切り離せません。暦を知り、季節を味わうことは、**自分を大切にすることの原点**なのです。
◼️ おわりに 〜「整える」時間を大切に〜
小暑、そして夏土用は、決して「ただ暑くてしんどい時期」ではありません。 自然が次の季節に向けて大きく切り替わる時期に、**私たち自身も立ち止まり、「整える」チャンス**として捉えてみませんか?
水分・栄養・呼吸・休息――自分の内側と対話しながら、季節の声を聴き、心地よい「夏支度」をはじめてみてください。
どうぞ、あなたの夏が穏やかで健やかでありますように。
📩この記事が役立った方は、ぜひシェアしてお知らせください。 次回は「立秋の迎え方」や「季節のセルフケア」をご紹介予定です!
YouTube動画にて、夏土用の快適な過ごし方3選をご紹介しています。
https://youtu.be/CN3KtoaH3u4
Genius Loveは、発達支援や運動療育を通じて子どもたちの健全な成長をサポートするサービスを提供しています。特に「原始反射」の統合を促進するプログラムが特徴です。原始反射は、赤ちゃんが生まれた時に備わっている無意識の動きで、正常な発達において重要な役割を果たします。この反射が残っていると、学習や運動機能に影響を及ぼすことがありますが、Genius Loveではこれを改善するアプローチを実施しています。
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25/07/12
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二十四節気「小暑」とは? ― 夏土用を快適に乗り切る暮らしのヒント
こんにちは、ジニアスラブの今道久惠です。7月7日よりジニアス通信を再開します。
季節の移ろいを大切に暮らすことは、心身の健康を守るうえでもとても意味のあることですね。
今回は、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」に注目し、この時期に訪れる「夏土用(なつどよう)」を快適に、そして健やかに過ごすヒントをお届けします。
◼️ 小暑とは?
「小暑(しょうしょ)」は、**二十四節気の第11番目**にあたる節気で、毎年7月7日ごろから始まります。
文字通り「暑さが少しずつ強まる頃」を意味しており、梅雨明けが近づき、本格的な夏が始まろうとする時期です。
季節の境目であり、自然界も人間の身体も次の季節への準備に入る「移行期」といえるでしょう。
🕊 小暑に感じられる季節のサイン
* 蝉の声が聞こえ始める
* 穂の出た稲が風に揺れる
* 朝顔や百日紅(さるすべり)の花が咲く
* 夜空には七夕の星がきらめく
暑さが本格化する直前のこの時期は、まだどこか「湿り気」が残っていて、気だるさや体調の乱れが出やすい時でもあります。
ここをどう過ごすかで、夏バテや不調の予防にもつながっていきます。
◼️ 小暑と「夏土用」:注意すべき時期の重なり
小暑のあと、7月中旬から8月初旬にかけて訪れるのが\*\*「夏土用(なつどよう)」**です。
これは「立秋の直前の約18日間」を指し、2025年は**7月19日〜8月6日\*\*が夏土用にあたります。
土用とは?
「土用(どよう)」とは、東洋の五行思想に由来し、「春・夏・秋・冬」のそれぞれの季節の終わりに訪れる**季節の切り替え期間**です。
この期間は“土の気”が強くなるため、身体の土台=消化器系や代謝機能、土壌(腸内環境)が乱れやすいとされます。
つまり、**夏土用=暑さと湿気が重なる最も体力を消耗しやすい時期**。
この時期の過ごし方は、夏本番をどう迎えるか、さらには秋へのバトンをどう渡すかにも影響します。
◼️ 夏土用の暮らしのヒント
1. 🥢 食事は「胃腸をいたわる」「湿を出す」
夏は冷たいものや水分を取りがちですが、土用の間は温かく、消化の良いものを基本にしましょう。
五行陰陽では「脾(ひ)=胃腸」が弱ると気力も落ちるとされ、気だるさや眠気、肌荒れの原因にもつながります。
おすすめ食材:
* 梅干し(消化促進、殺菌効果)
* 生姜、ねぎ、みょうが(湿気払い)
* ゴーヤ、冬瓜、きゅうり(体の熱を冷ますが、生食は控えめに)
* 納豆や味噌汁など発酵食品(腸内環境を整える)
⚠️アイス・ジュース・冷たい麺ばかりでは、秋に疲れがドッと出ます。
2. 🛀 お風呂・足湯で「内側から」熱を整える
「汗をかかない夏は危険」とも言われるほど、**発汗は体温調整とデトックスの要**。冷房で皮膚が締まり汗腺が働かないと、体内に熱と湿気がこもってしまいます。
* 夜はぬるめのお風呂(38〜40℃)に10〜15分浸かる
* 朝起き抜けの足湯で、日中の冷え予防
* 入浴後のストレッチや軽い運動で代謝UP
3. 🧘♀️ 呼吸・運動・自然とつながる
土用期間は、身体と心が「うまく流れなくなる」感覚を抱きやすいもの。深い呼吸や、リズミカルな軽運動(ウォーキング・ヨガなど)で、気・血・水の巡りを整えることが大切です。
* 朝の空気を吸いながら軽く体を動かす
* 自然音(川のせせらぎ、虫の声)に耳を澄ませる
* 呼吸に意識を向ける瞑想
🌿自然とリズムを合わせることで、自律神経も整い、心の落ち着きが戻ります。
4. 🧹 土用の「断捨離」や整理整頓もおすすめ
土用は“土の気”が活発になり、エネルギーがこもりがち。
この時期に、要らないもの・考えを手放すと、次の季節が軽やかに迎えられると言われます。
* クローゼットの中の不要品チェック
* 頭の中の「やること」リストの見直し
* SNS断ち・デジタルデトックス
部屋も心も風通しを良くすると、不思議と身体も軽くなります。
5. 🐓「う」のつく食べ物でエネルギーチャージ
土用の丑の日には「うなぎ」が定番ですが、これは「う」のつく食材で精をつけるという風習から。
実は、「う」なら何でもいい、とされています。
* うなぎ(滋養強壮)
* 梅干し(抗菌・食欲増進)
* うどん(消化にやさしい)
* うり類(身体の熱を冷ます)
無理せず、そのときの体調に合わせた「う」を取り入れてみましょう。
◼️ 家庭で取り入れたい「季節の感受性」
小暑や夏土用の過ごし方を知ることは、単に健康のためだけではなく、**子どもたちに自然と共に生きる感性を伝える機会**にもなります。
* 季節の暦に触れながらお食事の時に話をする
* 家族で季節の変わり目や旬の食材について気づく習慣をつける
* 暑さや湿気の中でも自然を感じる観察活動(蝉の抜け殻、風鈴の音など)
私たちの身体は、自然と切り離せません。暦を知り、季節を味わうことは、**自分を大切にすることの原点**なのです。
◼️ おわりに 〜「整える」時間を大切に〜
小暑、そして夏土用は、決して「ただ暑くてしんどい時期」ではありません。
自然が次の季節に向けて大きく切り替わる時期に、**私たち自身も立ち止まり、「整える」チャンス**として捉えてみませんか?
水分・栄養・呼吸・休息――自分の内側と対話しながら、季節の声を聴き、心地よい「夏支度」をはじめてみてください。
どうぞ、あなたの夏が穏やかで健やかでありますように。
📩この記事が役立った方は、ぜひシェアしてお知らせください。
次回は「立秋の迎え方」や「季節のセルフケア」をご紹介予定です!
https://youtu.be/CN3KtoaH3u4
Genius Loveは、発達支援や運動療育を通じて子どもたちの健全な成長をサポートするサービスを提供しています。特に「原始反射」の統合を促進するプログラムが特徴です。原始反射は、赤ちゃんが生まれた時に備わっている無意識の動きで、正常な発達において重要な役割を果たします。この反射が残っていると、学習や運動機能に影響を及ぼすことがありますが、Genius Loveではこれを改善するアプローチを実施しています。
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