原始反射『モロー反射』～聴覚と平衡感覚の発達について

InstagramとPodcastにて、運動療育について情報発信しています。
今回のテーマは、赤ちゃんが歩き始める頃までにみられる原始反射についてです。

　
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モロー反射編
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人間は大脳皮質が未熟なままに生まれてくるので
脳幹を使って一生懸命に生き残ることを目的とした反射的な動きを
「原始反射」といいます
意識や感情を介さない、まさに反射的に動いてしまう動作のことをさします
　
今回は、傾聴能力や平衡感覚と関わりの深い「モロー反射」をご紹介します
　
「モロー反射」があると、

1.音に過敏でびっくりする
2.頭の位置が変わると両手・両足を広げたポーズをとり、そのあと両手足を胸の前に縮めて泣く

というような反応になって現れます
　
本来であれば、このような反応は、生後約３～４ヶ月で無くなっていくのですが
それが大きくなってもまだ残っていることで
目や耳からの刺激に過敏に反応するようになります
　
赤ちゃんは、音の中から今じぶんに必要な音は何かを、きちんと意識して取捨選択できるようになると消えていきますが
お母さんがとても静かな環境でお子さんを育てていたり、話しかけが少ない場合などには
ちょっとした物音とカサカサしたような音にも過敏に反応しまうことがあるのです
　
そのまま「モロー反射」が消えないままだと

　・驚いた時に大きな声を出してしまう
　・かなりビクビクした状態になる
　・何かに触っていないと安心できない
　・背中を丸めるくせがある
　・力の加減がうまくいかない

などの影響がみられます
　
そうすると、例えば
　・授業中に近くの生徒の雑談に集中しまって、先生の声に集中できない
　・短期記憶が苦手
　・スーパーやデパートなど、色々な音や声のする環境が苦手

といった学習面や生活面での困り事が起きてきます
　
そんなお困りごとを解消したい方にオススメのマッサージを２つ紹介します
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　◎自分で耳たぶを人差し指と親指でつまんで、優しく外側に広げるようにする
　（上の方から下の方に向かって、４～５回繰り返す）
　
　◎背中の丸いお子さまには、肩甲骨と肩甲骨との間に優しく無限大のマークを描いてあげる
　
原始反射を統合する運動で発達✨を促しましょう

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🌟【原始反射】個人セッション🌟

運動を用いた心身の統合支援
日程１：7月9日(火) 13:00～15:00
日程２：7月9日(火) 15:30～17:30
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反射の残存と運動による統合
日程１：7月6日(土) 8:00～9:00
日程２：7月21日(日) 20:00～21:00

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