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医師からの声

新井伸征医師 リハビリテーション科

さとう記念病院 リハビリテーション専門医

 

 ブレインジムとの出会い

2012年初夏ごろ、子供が発達障害を疑われて悩んでいた時に、同じ悩みを持つ保育園の知り合いの方から体験講座のお誘いがあり、まず妻が参加しました。その講座で紹介されていた「ブレインジムと私」という本が自宅にあり、その本を読んで興味を持ちました。本を読んで、新しい脳の理解の仕方(基本3軸など)が載っていたので、面白いな~というのが最初の感想でした。

ブレインジムと医療との連携、活用事例
【患者様のプロフィール】

70歳前後の女性の患者様。脳卒中のために左半身が動かしにくくなっていました。
【顕著な症状と導入前までの経過】

日常生活動作、歩行が難しい。歩行はなんとか見守りがあれば、数十mは可能でありましたが、動かしにくい左側へ倒れてしまいがちでした。
【導入した施術とその後の経過】

フックアップを行って頂いたところ、左へ倒れることが少なくなり、右側にも体重が掛るようになった感じがしました。
【患者様のプロフィール】

50歳代の男性の患者様。脳卒中のため、話す事が苦手になっていました。
【顕著な症状と導入前までの経過】

ゆっくりとであれば、日常生活の中の会話は可能でしたが、少し早く話そうとすると、うまく言葉が出せない状態になってしまった。
【導入した施術とその後の経過】

レイジーエイトを行ったところ、50音を順番に言う、速さが若干速くなった印象でした。
【患者様のプロフィール】

20歳代の女性の患者様。脳炎後脳症のため、四肢および体幹を滑らかに動かす事が苦手になっていました。
【顕著な症状と導入前までの経過】

手すりを持てば、なんとか立っていることが出来る程度でした。
【導入した施術とその後の経過】

座りながらのエレファントを行ったところ、手すりを持たずに立つことが出来るようになりました。


今後の展開について
理学療法、作業療法、言語聴覚療法の中に、ブレインジムを組み入れたい。
まずは、興味・関心をもつセラピストと出あうため、体験講座を開く。興味・関心をもったセラピストを育てる(講座に参加)。その後、臨床場面で活用しながら、症例数を増やし、適応などを考察していく。ある程度時期が来たら、学会へ発表を行っていく。その後、浸透してブレインジムのアクティビティを行う事がリハビリテーションの現場で日常になるようにしたい。

以上がセラピスト向け

目標の設定、アンカーリング、ブレインジム的全身状態の把握、セラピストへのアドバイスをリハビリテーション科医師は行えるようにしたい。
まずは、自分自身がブレインジムについて深く理解し、上記の目標を達成する。その後の流れは、セラピスト向けと同様。リハビリテーション科医師が目標設定、アンカーリング、ブレインジム的全身状態の把握、セラピストへのアドバイスが出来ることが日常になるようにしたい。
医師、セラピストが連携することでブレインジムを行っていき、医師、セラピスト、そして患者様の人生が豊かになるようにしたい。
福祉の分野でもブレインジムを浸透させていきたい。

今道との連携
わたくし自身を育てて頂きたい。 興味をもったセラピストがいたら、その人たちを育てて頂きたい。 リハビリテーション時のブレインジムのアクティビティ選択を含め、ブレインジムとリハビリテーションを融合させる時のアドバイザーとなって頂きたい。

吉岡春菜医師 小児科

NPO法人ジャパンハート所属

 

 ブレインジムとの出会い

ブレインジムを知ったきっかけは米国で社会福祉士をされているヘネシー澄子さんの著書で紹介されていたことがきっかけです。 直訳すると「脳の体操」・・・、「???」と疑問が沸き上がったのを覚えています。
その後、白川美也子先生がブレインジムについてご自身の体験を紹介されている著書をきっかけに今道さんのホームーページにたどり着きました。
今まで学んできた医学の範疇を超える内容なので、はじめはその効果にとても驚きました。
子どもが通う保育園のママさんたちの事例や自分が診療で関わっている子ども達の変化を見ると、ブレインジムを応用しない手はないと感じています。

ブレインジムと医療との連携、活用事例
【患者様のプロフィール】

生後5ヶ月男児(長子) 経膣分娩で、トラブルなく出生。
【顕著な症状と導入前までの経過】

物音ですぐに起きるため、母親は物音に気をつけながら育児をしている。 子どもは寝返りをしない、仰向けに寝かせるとすぐに泣いて嫌がるので抱っこが多い。
Moro反射はテスト場面では消失しているが、四肢緊張は高い印象あり。
【導入した施術とその後の経過】

仰向けに寝かせた状態で四肢を開放しながら遊ばせる。 クロスクロールの下肢バージョン?のように母親が児の足を支持しながら交差する体操をしていただく。
2ヶ月後の診察では母子とも表情が良くなり、寝返りは左右とも出来ているとのこと。
【患者様のプロフィール】

6歳女児 広汎性発達障害の診断を近医で受けている。 音過敏あり。 以前の出来事の詳細を 事細かに覚えている。 初めての場所や事象での不安あり。
【顕著な症状と導入前までの経過】

年長になり毎月の園合宿があるため、不安や緊張が高まっている状態を何とかしたいと母親がブレインジムを学んだ。
【導入した施術とその後の経過】

本人がレイジーエイトを気に入ったため、1ヶ月実施した。並行して入眠前に腹部に8の字マッサージを実施。
不安で泣くことが減り、生き生きとして意欲的になった。
【患者様のプロフィール】

14歳女児。 母親と来院。
3姉妹の長子。
【顕著な症状と導入前までの経過】

月に何度か夜尿があり、汚れた寝具や衣類を自分の部屋に隠し、母親と喧嘩になる。 ビデオはすべての回を予約しなければ納得せず、姉妹でトラブルになる。
【導入した施術とその後の経過】

診察ではなかなか話ができず、終始無言。 運動が好きな児であるためPACEを一緒にやろうと促すとにっこり笑ってできる。それ以後、堰を切ったかのように母親や姉妹との関係を話始めた。 自宅でもPACEをやるよう勧めた。 3ヶ月ほどで夜尿は改善し、母親や姉妹にも言語的コミュニケーションが以前よりスムーズにとれるようになりトラブルが減少した。


今後の展開について
小児科では、特に身体的疾患がなくても癖や特性が原因で集団生活で困難をきたし、来院する子どもが沢山います。 そのような子ども達にブレインジムを提供することで、身体面だけでなく精神面のバランスも改善されていくように思います。 また、母親の胎内環境が生後の特性に影響するということの研究や事例検討が臨床現場で進めば、子ども達が無用なストレスに曝されることなく発達でき、とても興味があります。

今道との連携
今道さんの講義はとても分かりやすく、実際に効果を体感できるよう工夫されているので、母親や療育スタッフへの院内セミナーでブレインジムについてお話していただき、医療面での応用を医療者も学ぶべきだと感じています。 また病院勤務をする機会があれば、是非定期的にお願い致します。

白川(西)美也子医師 精神科

こころとからだ・光の花クリニック院長

 

ブレインジムとの出会い

 2011年に山形ヒッポ・メンタルクリニックの五十嵐郁代さんからブレインジムをトラウマ臨床に応用したロシアの医師マスカトーバの本の翻訳本の上梓とトラウマ臨床にブレインジムを拡げたいという依頼をうけ、ブレインジム体験記を書く為に五十嵐氏より1O1のトレーニングをうけました。PACE を児童養護施設の子ども達に行なっただけで、子どもの様子が変わるを見て、さらに興味をもち、五十嵐氏に児童養護施設でブレインジムグループをお願いし、さらに子どもの様子の変化に驚きました。それから震災支援と自分のトラウマ治療にブレインジムを応用し始め、今まで介入が難しかったトラウマをもつ乳児への介入にブレインジムが効果があることを実感しました(白川美也子:「ブレインジム体験記」こころの臨床a la carte 40(3))。  2012年に自分がトラウマに焦点をあてた言語的精神療法のみでの回復が難しいと考えてブレインジムを受けるように伝えた複数のクライエントが偶然ジニアスラブの今道久恵さんのセッションをうけ、著明な改善を認めたことで連絡をとり、乳児院のベビーへの臨床介入をみせていただきました。心身の発達に障害があると考えられていた乳児に、ブレインジムとRMTなどの周辺技法も含めた介入や原始反射の解消によって、運動発達、方位反応の出現と周囲のケアテーカートの関係性回復など心身の発達がその日から起きること、それらの運動処方をケアテーカーに徹底することによって、成長のスピードアップがなされることに気づきました。一見簡単で機械的な介入法と思われやすいブレインジムの有効性を検証するため、横浜カメリアホスピタルで10例程度のブラインド診断と単回性の介入を試み、相補代替療法でありながら、ある種の疾患に関しては医療介入に匹敵するかときにそれ以上の根治的な効果をもつと考えています。

ブレインジムと医療との連携、活用事例
【患者様のプロフィール】

10代後半男性。
【顕著な症状と導入前までの経過】

乳児期の単回性の被暴力体験により、小学校時代から、ストレス対処や感情調整に課題を抱え、暴れてしまうことが出現、また何に対しても意欲がもてず、能力を発揮できずにいました。
【導入した施術とその後の経過】

今道久恵さんから複数回のブレインジム介入をうけながら、その過程で言語化されたトラウマ記憶を白川がトラウマに焦点をあてた技法で処理しつつ、途中からはすべてブレインジムセッションにより改善。自らの目標をたて、意欲をもち取り組むことができるようになり、著明な成長を見せました。
【患者様のプロフィール】

40代女性
幼い頃からの暴力や性虐待、さらに母親の被暴力を目撃し、自分もパートナーからのDVに苦しんだ。
【顕著な症状と導入前までの経過】

PTSD症状と身体化症状が著しく、意欲なく新しい生活に踏み出すことができていませんでした。
【導入した施術とその後の経過】

入院時にトラウマに焦点をあてた精神科治療に加えて、今道さんの単回性の介入をうけ、その一回の機会でトラウマ症状の改善を自覚されました。その後も、毎日処方されたブレインジムを継続しておられます。明らかに改善のスピードが速まったと感じています。
【患者様のプロフィール】

その他乳児院の乳児多数
【顕著な症状と導入前までの経過】

原始反射の残存で、ATNRの残存で一方向しか向けない、腰がたたないなど、運動発達の障害。
震災支援で出会ったPTSDの成人・子どもの事例
性暴力・性虐待の事例
【導入した施術とその後の経過】

言語精神療法が難しいベビーの治療には、原始反射の解消が発達の軌道を進める大きな力になります。
またトラウマ性疾患全般に、PACEを行なうことで、身体を整える=トラウマが治る身体の基礎作りになり、その後の治療介入が効果を増すような気がしています。
今道さんによるブラインドのブレインジム診断と介入からはトラウマのあった時期と、影響を受け続けている筋肉群が、明確に言い当てており、またその筋肉への介入で精神症状が変化するのは驚きでした。


今後の展開について
これからも自分の学びを深めて行きたいです。特に子どもの発達障害や成人・子どものトラウマ性障害に対するブレインジムの有効性は、多くの患者の福利向上や状態改善のために、ぜひ知ってほしいと思います。またADHDやASDなどに対するブレインジムなどの運動療法の効果検証、薬物療法との比較などは、医学的に必要だと思います。

今道との連携
乳児院臨床や児童養護施設での臨床を深めるなかで、身体的なアプローチの重要性に気付き、教育キネシオロジーであるブレインジムの実践者である今道久恵さんと出会い意気投合しました。生活のために始めた産業保健領域での仕事が、予防精神医学として重要な領域であることにも気づき、ストレスケアや身体的なアプローチを実践から手応えを得るにつれ、ストレスやトラウマによる各種の症状に苦しむ方々に対応するためには、多様な診療を提供できる場を創ることが必要だと気付きました。そこで2013年10月25日に、こころとからだ光の花クリニックを開設させていただきました。これからは、これまで行ってまいりました全てを、クリニックという場で提供させていただきながら、併設施設「スペース白い花」のセラピストとの連携の中で、こころとからだのつながりを大切にした、全ての人に優しいメンタルヘルスケアの実践を行っていきたいと考えています。

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